さまざまな屋根の形状がある中で、片流れ屋根(かたながれやね)は1番シンプルな形状の屋根になります。1枚の屋根が一方向に傾斜しています。
メリットは?
他の形状の屋根に比べると、材料費と施工の手間がかからないので工事費も抑えられます。
リフォームやメンテナンス費用も安くなります。
屋根の面が広いので太陽光パネルの設置にとても適しています。
傾斜を作る事で屋根と天井にスペースができるので天井裏のスペースを有効活用できます。
なにより屋根のつなぎ目が無く屋根の雨仕舞を考えるとつなぎ目が無い屋根は雨漏りしにくくなります。
デメリットは??
外壁が劣化しやすくなります。
片流れ屋根は一方向に屋根があるだけなので軒先が無い壁の面は、紫外線や雨風の影響を受けやすくなります。
雨どいも劣化しやすくなります。
屋根から流れてくる雨水が一方向に集中して流れるので雨どいの負担が大きくなります。
どの形状の屋根もメンテナンスをしないと建物に不具合が出てきてしまいます。
定期的にメンテナンスをし大切なお住まいを守りましょう!