中塗りは1度目の上塗りとも呼べる工程です。
下塗り材の色を消したり、上塗り材の密着をより高める等の役割があります。
上塗りを1度ですませれば必ずといっていいほど色ムラが残りますが、これは職人の技術に関係なく、誰がやってもでてしまうものです。
他にも塗料の中に気泡が残る等の問題もあります。
1回で厚く塗ろうと思っても、塗料は1回あたり塗布量が決まっています。
規定の方法で塗装しなければ、膨らみができるなどの不具合が起こる恐れもあります。
上塗りは、中塗りで生じた色ムラや気泡を覆い隠す、風雨や汚れから外壁を守る等の役割があります。
上塗りは家の外観を決定づける工程でもあり、外壁の色ツヤがでます。
下塗りをきちんと行わずに上塗りを行うと、塗装が外壁に密着できず剥がれやひび割れなどの施工不良の原因になってしまいますので注意が必要です。
乾燥させる時間も重要です。下塗りがしっかりと乾いていなければ、上塗り塗料を塗っても施工不良が起こります。
施工の直後は完ぺきな仕上がりに見えても、三度塗りをしていないと、わずか数年後に塗膜が剥がれたり、色ムラが出たり、色違いのような外壁になりうるので、一度目は下塗り、二度目が中塗り、三度目は上塗りと三回塗るのは基本的な作業となります。
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