伊賀市・名張市の皆さん、今人気の金属屋根材をご存知でしょうか？

現在住宅用に使われる屋根材の種類はいくつかあります。

今回は金属屋根で最も人気のガルバリウム鋼板（ごうはん）についてお伝えさせていただきます！

ガルバリウム鋼板とは

ガルバリウム鋼板とは、トタンを錆び（さび）にくくしたもので、「トタン」「ブリキ」の仲間です。
アルミニウムと亜鉛（あえん）、シリコンによってメッキ加工された鋼鈑素材（こうはんそざい）です。
省略して『ガルバ』とも呼ばれます。

現在では金属の屋根材で最も人気があるといえるでしょう。

屋根材によって工事価格は変わりますが、ガルバリウム鋼板とは比較的安価でデザイン性が高い屋根材といえます。

メリットは

ガルバリウム鋼板のメリットは以下の５つです。

1⃣耐久性が高い
亜鉛鉄板の犠牲防腐機能とアルミの長期耐久性を併せ持っている為、トタン屋根に比べると数倍の耐久性があります。

2⃣軽量で耐震性が高い
１～３㎜程度と非常に薄い素材なので、日本瓦等に比べるととても軽い屋根材になります。
そのため地震などの揺れに強く耐震性が非常に高いのです。

3⃣金属素材では錆びにくい
ガルバリウム鋼板はトタン屋根に比べると格段に錆び難くなっています。


4⃣複雑な形状の屋根にも対応できる
メッキ層が柔らかい為複雑な形状に折り曲げが可能ですので、様々な屋根に対応することが出来、デザイン性も高いです。

5⃣安価で工事ができる『カバー工法』に最適
ガルバリウム鋼板は軽さとフラットな形状によって、様々な改修方法が選択できる適用力の高い素材です。

　カバー工法とは・・・現在の屋根材の上に新しい屋根材を重ねて施工する比較的安価な工事方法の１つです。

デメリットとは

ガルバリウム鋼板のデメリットは以下の３つです。

1⃣断熱性が低い
スレートや瓦などの屋根材には屋根材自体に断熱性がありますが、ガルバリウム鋼板は金属のため素材自体に断熱性能がないのです。
・対策方法は、断熱材を使うなどがあります。

2⃣防音性が低い
瓦やスレートと比べると防音性に劣ってしまいます。
・対策方法は、防音材を下地に設置するなどがあります。

3⃣凹みやすい
ガルバリウム鋼板は外部からの衝撃に弱く、凹みやすいです。
一度凹んだところを元に戻す事は実質不可能です。
・対策方法は、凹みが不安な方はガルバリウム鋼板の厚みを0.35㎜以上の製品を選ぶようにしましょう。
また、断熱材が衝撃を和らげてくれるので、断熱一体型を選ぶといいでしょう。

まとめ

一般的にスレート屋根のお住まいが多いですが、ガルバリウム鋼板は、カバー工法で比較的安価な屋根工事をされたい方や、雨漏り対策を重視したい場合に適しています。

ガルバリウム鋼板の建物は金属素材でありながらサビにくく、耐久性・耐熱性・加工性・デザイン性に優れ、住宅、事務所、店舗、工場などさまざまな建築物に使用されています。

ガルバリウム鋼板が金属屋根の中で耐久性が高いといわれる屋根材ですが、定期的なメンテナンスは必要です。

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　　　【ガルバリウム鋼板を屋根に使うメリットは？】