伊賀市・名張市の皆さんへ。防災瓦をご存知でしょうか?
伊賀市・名張市の皆さんへ。
防災瓦(ぼうさいかわら)をご存知でしょうか?
瓦といえば日本の代表的な屋根材ですが、台風や
地震に強い
「防災瓦」と呼ばれる瓦があります。
今回は災害に強いといわれる
防災瓦のメリット・デメリットをご紹介します。
1⃣軽量化
従来の瓦に比べると非常に軽量化されました。
瓦によっては従来品の約半分くらいの重量の瓦材もあり、住宅に掛かる重さの負担が軽減されました。
2⃣防水性
耐水性にもこだわり設計されました。
瓦同士が重なっているので雨水の侵入を防ぐことができ、より雨漏りしにくい構造になっています。
3⃣高耐久性
構造が変わり軽量化した防災瓦ですが、瓦本来の耐久性は従来の瓦から弱まることがありません。
屋根材は塗装や葺き替えをゆくゆくは考えなければいけませんが、防災瓦の瓦自体はとても長持ちします。
4⃣遮熱性、遮音性
原料となる粘土には、
音や熱を吸収するといった性質があります。引っ掛け葺き工法のため、スレートやガルバリウムと違い屋根材と野地板の間に空気層ができます。
瓦本来が持つ性質と、工法により生まれる空気層で雨音などが室内に響くのを防いだり、冷気や熱気を室内に通さないといった効果が出ます。
5⃣落下しにくい施工これまでの瓦は土葺き工法(つちふきこうほう)や、引っ掛け桟瓦葺き工法といった工法で葺(ふ)かれていました。
これらは非常に瓦が落下し易い工法でした。
しかし、防災瓦は従来の瓦と違い、瓦の下部に爪があるという構造になっており、その爪を重なり合わせる事で瓦同士を固定し合う事ができ、さらに
落下しにくいです。
6⃣台風や地震に強い
これまでの瓦は地震や台風が発生すると屋根瓦が剥がれ、あちこちに飛んでしまう事がありました。
しかし、防災瓦は瓦同士が強く固定され飛ばされにくいです。
1⃣予期せぬ破損
防災瓦は強いとはいえ、台風や突風時に物がが当たると割れやヒビが入ったり、地震などによる災害時などにも予期せぬ破損が起こる事があります。
ただ、予期せぬ破損は他の屋根材でもあり得る事です。
2⃣導入費用が高い
防災瓦の導入費は、スレートやガルバリウムといった他の屋根材と比べ高価になります。
商品代が高くなるだけではなく、引っ掛け桟葺き工法といった手間を要する施工を行うためです。
ですが、防災瓦自身はとても長持ちする素材なため、維持費を考えるとスレートやガルバリウムよりも低コストになることがあります。
3⃣軽量屋根材と比べると重たくなる
防災瓦は、従来の瓦と比べると確かに軽くはなりましたが、近年の屋根材の「金属系、スレート系」などの軽い屋根材が次々に販売されています。
この屋根材と比べてしまうと、まだ重たい屋根材の部類に属してしまいます。
軽量化だけの目的でしたら、防災瓦の選択はデメリットとなり得ます。
瓦は地震に弱いと思われがちです。
しかし屋根材の重さは地震の揺れの大きさには関わりますが、倒壊の直接の原因ではありません。
昨今の瓦はほとんどが防災瓦にかわってきています。
瓦と瓦をかみ合わせて設置するため、地震や台風に
災害にも強いといった特徴をもちます。
耐震性、耐久性も高く、遮熱性なども持っており、軽量化している防災瓦です。
台風や地震の事を考えるのでしたら、防災瓦に交換することをおすすめします。防災瓦について詳しくはこちらをご覧ください⇩
【地震などの災害に強い! 従来のイメージを覆す防災瓦】
瓦は基本的にメンテナンスが必要はありませんが、より長く使うためには定期的にメンテナンスをする事をおすすめします。
屋根の上なので破損などには気づきにくいですが、屋根の破片などが落ちていたら点検が必要です。
早めに対処しましょう。
防災瓦のことで気になる事があれば、ぜひ街の屋根屋さんにご相談下さい。
屋根や外壁の事で何かご相談がございましたらお気軽にお問い合わせ下さい。
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