伊賀市・名張市の皆さんへ、垂木をご存知でしょうか?
屋根の傾斜を支える最も重要な部分、垂木(たるき)
勾配のある建物には必ず垂木があります。
垂木は屋根材を支えるために重要部分になります。
この垂木に野地板を打ち、防水シート、屋根材(瓦やスレート等)を施工していきます。
家の中では天井に隠れて目にする事はありませんが、中にはあえて垂木を見せるようにデザインしているお家もあります。
屋根の野地板の下には垂木と呼ばれる屋根材があります。
語源を知ると、何となく理解しやすくなるかと思いますが、頂上の棟木から垂らすように斜めに取り付けられているから「垂木」と呼ばれるそうです。
屋根の斜面を支える重要な構造体になります。
棟(屋根の頂上)から、「屋根材・下地材」をいくつも支えている骨組みの木材の事で、屋根材によって違いはありますがスレートや金属屋根材は野地板を貫通させてビスや釘で垂木の部分に固定されます。
瓦を引掛けている桟も野地板を貫通させて垂木に固定されています。
防水シートは野地板の上に取り付けられていますが、その野地板自体が垂木に釘などで固定されているので実質は垂木に固定されているといってもいいでしょう。
垂木が無いと屋根の面が水平にならず、屋根を葺いても歪みが生じてしまったり綺麗に屋根を葺く事が出来ません。
1つ目は「雨漏り」です。
屋根材のどこかから雨水が侵入してしまい雨漏りしていたりすると、垂木にまで腐食が進行してしまいます。
垂木が腐食してしまうと、歪んで折れてしまう事もありえます。
2つ目は「雪による重み」です。
大雪の日に屋根に雪がたまり重量を増すと、垂木に負担がかかり最悪の場合は垂木が歪んでしまったり、折れてしまう場合があります。
「雨漏り」や「雪の重み」も支えである垂木が歪んでしまうと、野地板に負担が一気にかかり崩れ落ちてしまうと危険な状況になってしまいます。
屋根の重要な部分の垂木が傷んだ場合、補修するには屋根材を撤去して防水シートを剥がし野地板も剥がすことになりとても大規模な工事となりますが、場合によっては
交換や補修をすることも可能です。
実質的には屋根葺き替え工事の下地つくりの工程になり、費用もかなりかかってしまいますので垂木を交換する事になる前に必ず屋根のメンテナンスを行いたいものです。
垂木について詳しくはこちらをご覧ください⇩
【垂木は屋根の斜面を支える重要部分、そのサイズや基本的な知識をお教えします】
様々な部材で形成されているのが屋根で、その土台となり屋根を支えているのが「垂木」です。
勾配のある屋根にはどんな形状でも必ず設置されています。
屋根の斜面に沿って縦にむかって取り付けられている木材で、野地板、防水シート、屋根材が固定されるところですから、とても重要部分といえます。
この垂木も「雨漏り」や「雪の重み」で腐食したり折れてしまうと不具合が起きてしまいます。
その場合は、補修や交換を行って修理が必要です。
ですが、垂木交換となると、それなりに大掛かりな工事となってしまいます。
そのため、雨漏りを防ぐためには「定期的なメンテナンス」や屋根の重さを軽減するため「古くなったら軽い屋根へ葺き替え等を行うなど、対策を取っておくと垂木の不具合を防げるといえます。
垂木が傷む前に定期的な点検やメンテナンスをし、お家を雨漏りから守りしょう。
街の屋根やさんは無料点検を行っています。
分からないことはすぐに、街の屋根やさん伊賀・名張店にお気軽にご相談ください。お見積り無料です。
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