2026.05.08
こんにちは、街の屋根やさん伊賀・名張店です。 近年、大きな地震の発生が増えていることもあり、「地震に強い家にしたい」と考える方が非常に増えてきました。その中でも特に注目されているのが、屋根の重さと耐震性の関係です。 屋根リフォームや葺き替えをご検討される際に、「軽い屋根にした方が…
伊賀市にお住まいのお客様から、「お風呂場の天井から雨漏りしているので一度見てほしい」とご相談をいただきました。
現地調査を行うと、築約80年の日本瓦屋根は昔ながらの土葺き工法で施工されており、瓦のズレや下地の劣化が進行していました。
このまま部分的な補修を行っても再び雨漏りが発生する可能性が高い状態でした。
そこで今回は、雨漏りを根本から改善し、これから先も長く安心して暮らしていただけるよう、古い土葺き屋根を撤去し、現在の標準工法である引掛桟葺き工法による日本瓦の葺き替え工事をご提案しました。
今回の屋根は築80年ということもあり、昔主流だった「土葺き工法」で施工されていました。
土葺き工法とは、屋根の下地となる野地板(のじいた)の上に土を敷き、その上へ瓦を並べて固定する工法です。
当時は一般的な施工方法でしたが、現在ではほとんど採用されていません。
その理由は、
・屋根全体が非常に重くなる
・地震の揺れで瓦がズレやすい
・台風などの強風にも弱い
・長年の雨水で土が流れ、雨漏りの原因になりやすい
など、現在の住宅事情には合わない点が多いためです。
築年数が古いお住まいでは、この土葺き屋根が残っているケースも少なくありません。
今回採用したのは引掛桟葺き工法です。
現在、新築住宅や屋根リフォームで最も多く採用されている瓦工法になります。
この工法では、瓦の裏側についている2本のツメを横桟に引っ掛け、一枚一枚を釘やビスでしっかり固定して施工します。
昔のように土で瓦を固定するのではなく、機械的に固定するため、
・瓦がズレにくい
・強風に強い
・地震でも落下しにくい
・屋根全体が軽くなる
という大きなメリットがあります。
見た目は昔ながらの美しい日本瓦ですが、性能は現代の基準に合わせて大きく向上しています。
引掛桟葺き工法では、横桟だけではありません。
瓦の下には縦桟(たてさん)も施工しています。
一般の方にはあまり知られていない部分ですが、この縦桟が非常に重要な役割を果たしています。
屋根の先端部分には軒先面戸(のきさきめんど)という部材を取り付けています。
軒先面戸は、軒瓦の裏側にできる隙間を塞ぐ役割があります。
もしこの部分が開いたままだと、
・雨風の吹き込み
・スズメやハトなどの鳥の侵入
・害虫の侵入
・ゴミの蓄積
などの原因になることがあります。
普段は見えない部分ですが、屋根を長持ちさせるためには欠かせない重要な部材です。
屋根の中でも軒瓦は風の影響を受けやすい場所です。
一般的な標準施工では釘で固定するケースもありますが、街の屋根やさん伊賀・名張店では、より強度を高めるため2か所をビスで固定しています。
ビスは釘よりも抜けにくく、強風や経年劣化にも強いという特徴があります。
少しの手間を惜しまない施工が、将来の安心につながると私たちは考えています。
屋根工事は完成すると、美しく並んだ瓦しか見ることができません。
しかし、本当に重要なのは瓦の下にある下地や固定方法です。
私たちは「見えなくなる部分ほど丁寧に施工する」という考えを大切にしています。
雨漏りが発生すると、「瓦だけ交換すれば大丈夫」と思われる方も少なくありません。
しかし築年数が古い屋根では、防水シートの寿命・野地板の劣化・土葺き工法そのものの老朽化などが重なっているケースが多く見られます。
そのような場合は部分補修を繰り返すよりも、屋根全体を葺き替える方が結果的に費用を抑えられることもあります。
街の屋根やさん伊賀・名張店では、ただ雨漏りを止めるだけではなく、美しい日本瓦の仕上がりにもこだわり、一棟一棟丁寧に施工しています。
「最近雨漏りが気になる」「瓦がズレている」「築年数が古く屋根の状態が心配」という方は、お気軽にご相談ください。
お問い合わせ先➡〖街の屋根やさん伊賀・名張店〗
街の屋根やさん伊賀・名張店では、これまで多くのお客様に屋根や外壁の工事をご依頼いただいています。
地域密着だからこそ、一軒一軒丁寧に対応し、安心してお任せいただけるよう心がけています。
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