2025.12.09
こんにちは。街の屋根やさん伊賀・名張店です!名張市にお住まいのM様邸で、長年使われてきた洋瓦屋根の葺き替え工事がスタートしました。築20年以上の建物で、台風時に洋瓦が飛ばされてしまったというご相談をいただき、点検の結果「屋根全体の劣化が進んでいるため、葺き替えが必要」と判断して今…
こんにちは!
街の屋根やさん伊賀・名張店です。
今回は、名張市で雨漏りが発生していた築100年の瓦屋根を、軽量で耐久性の高い金属屋根へ葺き替えた工事をご紹介します。
古い日本家屋では、長年の風雨による下地の腐食が進んでしまうケースが多く、今回のお住まいも例外ではありませんでした。
名張市は雨も風も強い地域のため、瓦屋根の雨漏り相談を多くいただきます。今回も長年の劣化が重なり、屋根から室内へ雨が浸み込んでしまっている状態でした。
今回ご依頼いただいたY様邸は、立派な入母屋(いりもや)造りの日本家屋。
歴史ある建物で、屋根は美しい瓦が何十年も家を守ってきましたが、下地の経年劣化には勝てず、雨漏りが発生してしまったようです。
瓦をめくってみると、下地として使用されていたバラ板が広範囲で腐食していました。
触ると崩れてしまいそうなほど強度が失われており、この状態では瓦を載せ続けることはできません。
屋根は普段見えない部分だからこそ、雨漏りをきっかけに初めて大きな劣化に気づくことも多いのです。
腐食したバラ板はすべて撤去し、新しい構造用合板(野地板)を全面に張りました。
屋根の耐久性や耐震性を保つためには、下地がしっかりしていることが最も重要です。
その上に、ルーフィング(防水シート)を丁寧に敷設。
このルーフィングが雨水の侵入を防ぐ“最後の砦”となるため、隙間なく施工していきます。
普段は見ることのない部分ですが、屋根を長持ちさせるためには欠かせない工程です。
下地が整ったところで、いよいよ新しい金属屋根材を葺きました。
今回使用したのは、軽量・高耐久・断熱性に優れた「スーパーガルテクト」。
昔の金属屋根と違い、近年のガルバリウム鋼板は進化しており、サビに強く、耐久性も大幅に向上しています。
瓦に比べると重さは約1/10。
屋根が軽くなることで、建物全体の重心が下がり、地震時の揺れも軽減できます。
耐震対策として金属屋根へ葺き替えるお客様が増えている理由のひとつです。
葺き替え前は漆喰仕上げだった部分も、今回の工事で板金仕上げに変更しました。
ただし板金は壁に直接張れないため、まずは胴縁(どうぶち)という木材を水平に取り付け、板金の下地を作ります。
その上から板金を固定することで、耐候性が向上し、今後のメンテナンスがしやすくなります。
屋根を葺き替えるタイミングで、雨樋も新しく交換しました。
屋根材と雨樋の相性が良くなり、雨水の流れもスムーズになりました。
雨樋は劣化に気づきにくい部分ですが、詰まりや破損があると雨漏りの原因になることも多いため、葺き替えと同時の交換がおすすめです。
全ての工程が完了し、築100年の瓦屋根は軽くて丈夫な金属屋根へ生まれ変わりました。
下地からすべて入れ替えたことで、雨漏りの心配もなくなり、耐震性も大きく向上しています。
瓦から金属屋根へ変わると、外観の印象がガラっと変わるので、お住まいのイメージチェンジとしても非常におすすめです。
・雨漏りが心配
・瓦のズレが気になる
・屋根が古くなってきた
・金属屋根にしたい
・葺き替えとカバー工法のどちらがいいか知りたい
こういったお悩みがあれば、ぜひお気軽に街の屋根やさん伊賀・名張店へご相談ください。
お問い合わせ先➡『街の屋根やさん伊賀・名張店』
街の屋根やさん伊賀・名張店では、これまで多くのお客様に屋根や外壁の工事をご依頼いただいています。
地域密着だからこそ、一軒一軒丁寧に対応し、安心してお任せいただけるよう心がけています。
工事後には「説明がわかりやすかった」「職人さんが丁寧で安心した」といった嬉しいお声をたくさん頂いています。
初めての工事で不安な方も、実際のお客様の感想を読むことで少し安心していただけると思います。
「こんな対応なら相談してみようかな」と感じていただけたら嬉しいです。
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