
2020.02.19
こんにちは!「街の屋根やさん 伊賀・名張店」です。 今回は名張市で行った雨どい様子をご紹介します。「雨どいがサビてきた」「水がうまく流れていない」「強風で外れてしまった」といったお悩みをお持ちの方には、ぜひ参考にしていただきたい内容です。 ▶前回の工事はこちら 『三重県名張市で劣…

こんにちは、街の屋根やさん伊賀・名張店です。
今回は、伊賀市で行った雨どい交換リフォームの様子をご紹介します。
今回の施主様・T様邸では、外壁塗装・トタン屋根の塗り替え・雨戸のリフォームが完了したタイミングで、雨どいの交換も同時に実施しました。
足場を設置する必要がある外壁や屋根の工事と雨どい交換をまとめて行うことで、足場代が一度で済むため、コストを抑えることができるのです。
これは多くのお客様が見落としがちな「お得ポイント」でもあります。
「せっかく足場を組んだのに、後から雨どいが壊れて追加工事が必要になった…」というケースは少なくありません。雨どいは外壁や屋根と同じく経年劣化が進みやすい部分ですので、塗装リフォームとセットでの交換はおすすめです。
「雨どいはまっすぐ取り付けられている」と思っている方は多いですが、実際にはそうではありません。
例えば、1階部分の雨どいは集水器が右側にある場合、雨水が自然に流れるように右に少しだけ傾けて取り付けます。
また、2階部分の雨どいでは、両側に集水器が取り付けられているケースが多く、その場合は中央が少し高くなるように設計し、両端へ水が流れる弧を描く形になります。
これは一見すると「歪んでいる?」と感じるかもしれませんが、雨水をきちんと集めるための重要な工夫なのです。
T様邸で使用した雨どいは、パナソニックの「アイアン」シリーズです。
その名の通り鉄素材を採用しており、熱や衝撃、紫外線にも強い7層構造が特徴です。
雨どいはプラスチック製が一般的ですが、直射日光や積雪で歪んだり割れたりすることもあります。耐久性の高い製品を選ぶことで、メンテナンスの手間や交換頻度を減らすことができます。
まずは古い雨どいを撤去する作業からスタートしました。
T様邸では、金具がクギで固定されていました。
現在ではビス(ネジ)留めが一般的ですが、築年数の経った住宅ではクギが使われているケースも多く見られます。
古い雨どいを外した後は、新しい金具を設置していきます。
まず屋根の端に基準となる金具を取り付け、そこに水糸(すいと)を結びます。
水糸を反対側の端までピンと張り、集水器側を少し低くなるように調整します。
この水糸を基準にすることで、全体にわずかな傾斜を持たせることができ、雨水がスムーズに集水器へ流れるようになります。
職人の経験と丁寧な作業が求められる工程です。
水糸に沿って金具を均等に取り付け終えたら、雨どい本体をはめ込んでいきます。
長さが余る部分はノコギリでカットし、調整を行います。
金具の端は上に開いており、雨どいを設置した後に折り曲げることで雨どいをしっかり固定します。この細かい作業によって、強風や大雨でも外れにくい仕上がりになります。
雨どいは普段あまり意識されませんが、以下のような症状が出たら交換や修理のサインです。
雨どいが割れている、欠けている
つなぎ目から雨水が漏れている
金具が外れて雨どいが傾いている
雨の日に水があふれてくる
サビや変色が目立つ
こうした症状を放置すると、外壁の汚れや雨漏りの原因になることもあります。定期的な点検をおすすめします。
今回のT様邸のように、外壁や屋根の塗装と同時に雨どい交換を行うことで、足場代を節約しながら効率的なリフォームが可能になります。
伊賀市や名張市で「雨どい交換を検討している」「塗装と一緒に工事をしたい」といった方は、ぜひお気軽にご相談ください。
街の屋根やさん伊賀・名張店では、無料点検・お見積りを実施しています。
雨どいはもちろん、屋根・外壁のことまで幅広く対応可能です。
お問い合わせ先➡『街の屋根やさん伊賀・名張店』
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