2025.11.17
こんにちは!街の屋根やさん伊賀・名張店です。名張市で屋根の点検や雨漏り修理のご相談が増えており、「街の屋根やさん伊賀・名張店」にも日々さまざまなお問い合わせが届いています。特にここ数年は豪雨や台風による影響もあり、築年数が経過したお住まいを中心に雨漏りのリスクが高まっています。今…

今回の工事のきっかけは、お客様からの 「雨の日に屋根から水が漏れるようになった」 というご相談でした。
天井にシミができ始めた
雨が降ると壁や窓の下で水滴が見える
過去に応急補修をした場所が再び漏れている
現地を確認すると、屋根の谷板金部分に小さな穴が開いており、そこから雨水が瓦の下に侵入していました。
谷板金は屋根の中でも特に雨水が集中するため、劣化や以前の補修跡があると雨漏りが発生しやすい箇所です。
今回の工事は、雨漏りの根本原因を取り除き、安心して住める状態にすることが目的でした。





名張市にお住まいの木造住宅で、雨漏りトラブルが発生した谷板金の交換工事を行いました。
瓦屋根の谷板金は雨水が集中する場所で、劣化すると雨漏りが起きやすい箇所です。
目に見えない部分ですが、住宅の耐久性や快適さに大きく影響するため、定期的な点検と適切な修理が不可欠です。
谷板金とは、屋根と屋根がぶつかる“V字”の谷部分に設置された金属板で、雨水を効率的に排出する役割があります。
雨漏りしていた古い谷板金を外しました。
板金が薄くなり穴が空く
サビや変色が広がる
水が滞留して汚れやゴミが溜まる
過去にシリコン補修をした箇所がある
谷板金周辺の瓦を慎重に取り外します。
瓦は後で元の位置に戻すため、一枚ずつ割れないよう丁寧に保管しました。
軒瓦下の横木 瓦座(かわらざ)を新しく取り替えます。
瓦座は谷板金の勾配を調整する重要な部材で、正しい勾配を確保することで雨水をスムーズに排出できます。
屋根の左右の高さ差を微調整
板金設置後の雨水の流れを確認
少しずつ削りながら正確な勾配を確保
下地調整後、防水の中心である ルーフィング(防水シート)を谷部分に隙間なく貼ります。
重なりや壁際までしっかり施工することで、雨漏り防止効果を最大限に高めます。
ルーフィングの重なりを十分に取る
壁際まで密着させて水の侵入を防ぐ
谷部分の形状に沿ってしっかり固定
防水シートの上に新しい谷板金を設置しました。
板金同士の重なり部分にはシリコンを充填し、雨水が侵入するのを防ぎます。
さらに、左右の端には ケミカル面戸(谷面戸)を取り付け、横漏れを防止します。
板金をビスでしっかり固定
重なり部分のシリコン充填で隙間を防止
面戸で雨水の流れを制御
谷板金は屋根の中でも雨水が集中する部分です。
劣化を放置すると、天井や壁への雨漏り、住宅内部の腐食、シロアリ被害など二次被害のリスクも高まります。
今回の施工事例のように、雨漏りの原因を正確に特定し、適切な板金交換と防水施工を行うことが大切です。
名張市・伊賀市周辺で雨漏りが気になる方はお気軽に街の屋根やさん伊賀・名張店へご相談ください。
お問い合わせ先➡『街の屋根やさん伊賀・名張店』
街の屋根やさん伊賀・名張店では、これまで多くのお客様に屋根や外壁の工事をご依頼いただいています。
地域密着だからこそ、一軒一軒丁寧に対応し、安心してお任せいただけるよう心がけています。
工事後には「説明がわかりやすかった」「職人さんが丁寧で安心した」といった嬉しいお声をたくさん頂いています。
初めての工事で不安な方も、実際のお客様の感想を読むことで少し安心していただけると思います。
「こんな対応なら相談してみようかな」と感じていただけたら嬉しいです。
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