2025.06.17
こんにちは!街の屋根やさん伊賀・名張店です。 工場や倉庫は、製品の保管や生産の拠点として欠かせない大切な建物です。しかし、屋根や外壁が劣化してしまうと、雨漏りや外観の老朽化につながり、業務にも大きな影響を及ぼします。特に伊賀市のように雨や湿気の多い地域では、定期的なメンテナンスが…
こんにちは!
街の屋根やさん伊賀・名張店です。
今回は伊賀市にある築40年のプラスチック成型工場様より、「工場内で雨漏りしているので一度見てほしい」とご相談をいただきました。
工場の建物は一般住宅よりも屋根が高く、普段なかなか屋根の状態を確認することができません。
特に波型スレート屋根は、地上から見るだけでは劣化に気付きにくく、「気付いた時には雨漏りしていた」というケースも多い屋根材です。
築年数も40年が経過していることから、今回は屋根全体を詳しく点検し、雨漏りの原因を調査していきます。
まず建物全体を確認しました。
工場は高さがあるため、道路から見上げても屋根の細かな状態までは確認できません。遠くから見るとそこまで傷んでいないようにも見えますが、実際に屋根へ上がると劣化が進んでいることは少なくありません。
今回の工場も、過去に2回塗装工事をされていたこともあり、一見すると屋根表面は塗膜で覆われていました。しかし、近くで確認すると築40年という年数相応の傷みが随所に見られました。
屋根全体を確認すると、塗装の艶はほとんど無くなっており、表面には汚れが広がっていました。
屋根塗装は見た目をきれいにするだけでなく、屋根材を雨水から守る役割があります。
しかし年月が経過すると塗膜は徐々に劣化し、防水性能が低下してしまいます。
特に工場のように屋根面積が広い建物では、紫外線や雨風の影響を長年受け続けるため、劣化の進行も早くなります。
塗膜が弱くなると、屋根材自体が水を吸いやすくなり、ひび割れやコケの発生につながってしまいます。
さらに詳しく見ていくと、波型スレートの溝部分に苔が大量に発生していました。
横から見ると分かりにくいのですが、波型スレート屋根は溝に沿って雨水が流れる構造になっています。
そのため水分が残りやすく、塗膜が劣化すると苔や藻が発生しやすくなります。
今回の屋根では、まるで畑のように苔がびっしりと広がっていました。
中には盆栽のように盛り上がっている箇所もあり、かなり長期間にわたって湿気を含んでいたことが分かります。
植物は水分が無ければ育ちません。
つまり、これだけ苔が繁殖しているということは、屋根材自体が常に水を含みやすい状態になっているということです。
これは屋根材の防水性能が低下しているサインでもあります。
次に確認したのが、波型スレートを固定しているフックボルト周辺です。
波型スレート屋根は、フックボルトを使って屋根材を固定しています。
しかし、長年の温度変化や振動によってボルト周辺に負荷がかかり、ひび割れが発生することがあります。
今回の屋根でも、フックボルト穴から放射状に割れが発生していました。
塗装がされているため一見すると分かりにくいのですが、近くで確認すると細かなひび割れが多数見られました。
築40年ということもあり、数えきれないほどの割れが屋根全体に発生している状態でした。
このような割れは、雨漏りの大きな原因になります。
ひび割れ部分から雨水が侵入し、屋根内部へ水が回ってしまうためです。
フックボルトには、本来雨水の侵入を防ぐためのパッキン材が取り付けられています。
しかし経年劣化によって、このパッキンが痩せて小さくなっていました。
中にはほとんど無くなっている箇所もあり、ボルト周辺に隙間ができている状態です。
パッキンが劣化すると防水性が低下するだけでなく、固定力も弱くなります。その結果、ボルトが緩み、さらに雨水が侵入しやすくなってしまいます。
黄色の矢印で示した部分には、かろうじて黒いパッキン材が残っていましたが、本来の厚みは失われていました。
この状態では、雨が降るたびに少しずつ内部へ水が入り込んでしまいます。
屋根表面では塗膜の剥離も確認できました。
波型スレートは主にセメントを原料として作られています。そのため塗膜が劣化すると、水を吸収しやすくなってしまいます。
一般的に波型スレートの耐用年数は25年前後と言われています。
もちろん使用環境によって差はありますが、築40年となるとかなり年数が経過している状態です。
今回の屋根では、塗装だけではカバーしきれないほど劣化が進行していました。
表面の塗膜が大きく剥がれており、防水性能はかなり低下している状態でした。
今回の工場屋根の雨漏りは、部分的な不具合というよりも、屋根全体の経年劣化が原因でした。
・波型スレートのひび割れ
・フックボルト周辺の劣化
・パッキンの痩せ
・塗膜の剥離
・苔の発生による吸水状態
これらが複合的に重なり、雨漏りにつながっていました。
工場の屋根は高所にあるため、普段なかなか状態を確認できません。しかし、見えない間にも確実に劣化は進んでいきます。
「最近屋根を見ていない」「雨漏りが少し気になる」「築年数がかなり経っている」という場合は、早めの点検がおすすめです。
街の屋根やさん伊賀・名張店では、工場や倉庫の屋根点検も行っております。
屋根の状態が気になる方は、お気軽にご相談ください。
お問い合わせ先➡『街の屋根やさん伊賀・名張店』
皆さん、こんにちは!
街の屋根やさん伊賀・名張店の田中直樹です。
当社では各種資格を有した専門スタッフが在籍しており、屋根・外壁工事を安心してお任せいただける体制を整えています。
現地調査から施工まで責任を持って対応いたします。
・宅地建物取引士・給水装置工事主任技術者・下水道排水設備工事責任技術者
・2級建築施工管理技士・住宅省エネルギー技術者・三重県木造住宅耐震診断者
・液化石油ガス設備士・乙種第4類危険物取扱者・足場組立作業主任者
・住宅断熱施工技術者・大型一種免許・クレーン特別教育・フルハーネス特別教育
・職長安全衛生責任者教育・アーク溶接特別教育・玉掛け技能講習終了者
・自由研磨といしの取替え等業務特別教育・小型移動式クレーン運転技能講習
・木造建築物の組み立て等作業主任者・建築物等の鉄骨の組立て等作業主任者
・土止め支保工作業主任者・型枠支保工の組立て等作業主任者
・石綿作業主任者技能講習終了証・建築物石綿含有建材調査者講習修了証明書
※建築業許可 許可番号・・・三重県知事許可(般-3)第11611号
街の屋根やさん伊賀・名張店では、これまで多くのお客様に屋根や外壁の工事をご依頼いただいています。
地域密着だからこそ、一軒一軒丁寧に対応し、安心してお任せいただけるよう心がけています。
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