
2025.10.09
こんにちは!「街の屋根やさん伊賀・名張店」です。 今回は名張市にお住まいのS様から、「壁から雨漏りしている」とご相談をいただき、現地へ点検に伺いました。お家は築約18年のサイディング外壁の戸建て住宅で、外観は一見きれいに見えるものの、雨のあとに室内の壁付近がしっとりと湿っていると…

こんにちは!
街の屋根やさん伊賀・名張店です。
今回は名張市で外壁からの雨漏りが発生していたお家の、外壁張り替え工事の様子をご紹介します。
現地調査で雨漏り箇所を確認し、今回はいよいよ実際の張り替え作業に入ります。
外壁リフォームや塗装を行う際に欠かせないのが「足場」です。
特に今回のように高い位置での作業がある場合、安定した足場を組むことで安全性と作業効率が大幅に向上します。
足場があることで職人が両手を自由に使えるため、道具の取り扱いや塗料の扱いがスムーズになります。
また、塗料の缶やローラーなどを一時的に置けるスペースができるので、作業中のストレスも軽減されます。
足場を組んだら、次に飛散防止ネットを張ります。
このネットは、高圧洗浄の水しぶきや塗料の飛散を防ぐための重要なものです。
外壁塗装の際は、洗浄で汚れが飛ぶこともありますし、風に乗って塗料が広がる可能性もあります。
近隣のお家やお車にご迷惑をおかけしないよう、当社では必ずネット養生を行っています。
こうした配慮が、お客様や地域の皆さまからも好評です。
こちらが施工前の状態です。
写真では少し分かりにくいですが、窓の下部分が黒く変色していました。
これは長年の雨水の浸入によって外壁内部が傷み、ボード表面に汚れやカビが出てしまったサインです。
見た目の劣化だけでなく、内部の防水層までダメージを受けている可能性があるため、早めの対応が重要です。
まずは、雨漏りしている部分の外壁材を取り外します。
外す際には、周囲の健全なボードを傷つけないよう手作業で慎重に剥がしていきます。
電動工具を使うと早いのですが、既存の壁を傷めてしまう恐れがあるため、ここは職人の腕の見せどころです。
丁寧な作業で、後々の仕上がりにも差が出ます。
外壁を外した後は、胴縁(どうぶち)を取り付けていきます。
胴縁とは、外壁材を固定するための「下地材」のことです。
この胴縁があることで、外壁ボードをしっかり固定でき、風が吹いても外壁がめくれたりすることがありません。
水平を確認しながら、一本一本を丁寧に打ち付けていきます。
こうした下地処理の精度が、長持ちする外壁には欠かせないポイントです。
次に、外壁のボードとボードの間に目地ジョイナーを入れていきます。
この部材には、
コーキングの下地としての補強
目地幅を均等に保つ
防火・防水構造の補助
といった大切な役割があります。
準備が整ったら、いよいよ新しい外壁ボードを取り付けます。
胴縁に合わせてボードを貼り、インパクトドライバーでビスを打ち込みます。
新しいボードを張り終えると、お家の印象がぐっと明るくなりました。
黒ずみや傷みがなくなり、見た目にも清潔感が出ましたね。
この後は、目地にプライマーを塗り、コーキング処理をしてから外壁塗装を行う予定です。
塗装を仕上げることで、防水性・耐久性がさらに高まり、長く安心して暮らせる住まいになります。
雨漏りは、外壁の隙間やコーキングの劣化など、ちょっとしたことから発生します。
放っておくと、内部の木材や断熱材にまで被害が及び、修繕費用が大きく膨らむこともあります。
「もしかして雨漏りかも…?」と思った時は、街の屋根やさん伊賀・名張店にぜひお気軽にご相談ください。
お家の外壁や屋根のことでお困りの際は、プロの目でしっかり診断いたします!
お問い合わせ先➡『街の屋根やさん伊賀・名張店』
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