伊賀市の築80年古民家で日本瓦屋根を引掛桟葺き工法で葺き替えました
2025.10.20
こんにちは！街の屋根やさん伊賀・名張店です。 今回は、伊賀市の築80年を超える古民家で行った日本瓦の屋根葺き替え工事についてご紹介します。お客様から「お風呂の上あたりで雨漏りがしている」とのご相談をいただき、調査を行ったところ、古い土葺き屋根の劣化が原因であることが分かりました。…
伊賀市で雨漏りしている瓦屋根の葺き替え、谷樋と波板の交換をしました
街の屋根やさん伊賀・名張店です。
伊賀市のお宅は普段は住んでいらっしゃいませんが、ゴールデンウイークやお盆、
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それでは、これから雨漏りを直す為に工事をさせていただきます！
瓦
しかし、瓦などは重さがあるので、屋根の上に運ぶのはなかなか大変な作業になってしまいます。
ですので、「瓦荷揚げ機」を使用します。
瓦を揚げるだけではなく、降ろすにも使用できるので、作業効率を上げる事ができます。
また、袋に入れた
瓦
瓦を１枚１枚手作業でめくっていきます。
経年劣化や雨水の侵入により
葺き土も少し湿っていました。
この木材はバラ板と呼びます。
通常、瓦の下には葺き土と防水紙が敷いてあります。
葺き土の撤去はチリトリ等を使用し、しっかりと葺き土を撤去し、土嚢袋（どのうぶくろ）に入れて運びます。
葺き土を撤去すると、
今回の様にルーフィングが経年劣化し野地板（バラ板）に雨水が染み込んでしまうと、垂木（たるき）や天井といった周辺に伝わっていき、カビを発生させ木材を腐食していく恐れがあります。
新しい野地板を敷いて
野地板はバラ板とは違い、すき間なく敷いて
すき間なく
屋根の端下から屋根の頂上に向かって重ねながらルーフィングを貼ります。
ルーフィングは雨水の侵入を防ぐ最大の要といわれる部材です。
雨漏りが起こる原因は屋根材の劣化ではなく、その下地材でもあるルーフィングに異常が起きているからです。
万が一、雨水が入ってしまった場合は、ルーフィングが劣化してしまいますが、雨水が屋根裏に廻ってしまうのを防いでくれるのがルーフィングになります。
屋根の葺き替えと同時にルーフィング（防水紙）の交換をする事で雨漏りからご自宅を守ります。
屋根の葺き替え後は見る事が出来ない部分です。
瓦もルーフィングと同じく、屋根の端下から屋根の頂上に向かって瓦を葺いていきます
今回は既存の屋根瓦と同じサイズの瓦
その分、費用を安くする事ができました。
雨漏りの原因はこの谷樋が経年
谷樋をすき間なくしっかりと施工しましたので、
谷樋は屋根の中で雨漏りしやすい部分になります。
よろしければこちらをご覧ください⇩
【屋根で最も雨漏りしやすい部分「谷板金」の修理方法】
既存の波板は全て撤去し、新しいポリカ波板に交換しました。
これで波板からの
これで雨漏りも大丈夫です！
ご家族全員が安心して集まれますね♪
葺き替えとは、これまでの屋根を解体・撤去し、新しい屋根座に葺き替える工事の事です。
葺き替えについて詳しくはこちらをご覧ください⇩
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